sayakacangの日記

アラサー→アラフォーのワーママです。勤続9年の会社を離れてインドネシアはジャカルタに滞在中。

グレシック風お弁当?

義母は東ジャワのグレシックと言うところの出身なのだそうですが、その義母の妹、つまりは叔母ですが、とその息子さんご一家と一緒にマランと言う所に来ています。

 
この叔母は、先日夫の母方の親戚の集まりを主催し(去年は義母が主催)、料理をたくさん振る舞ってくれたのですが、その夜に夫の兄弟一同と一部親戚で海に遊びに行っているところにその料理の残りを鍋一杯に入れて、皿やカトラリーと一緒に車に積んで持ってきてくれました。残った料理も、仮住まいの私たちにたくさん持たせてくれました。
そしてその翌々日、朝7時に車で小一時間かかる義母の家に迎えに来てくれた際、小さな保温ジャーにご飯を一杯詰めて、鶏肉・テンペ・ゆで卵とトマトソース(ブンブバリと言うそうです)の炒めものと、鳥のココナツカレーらしきものと、鳥の素揚げと卵焼きとをそれぞれタッパーに詰めて、お皿とカトラリーを持って来てくれました。早朝から、我々の朝食と昼食用にと作って持ってきてくれたのだそうです。
 
本音を言うと、ずっと脂っこいインドネシア料理を食べ通しなので、朝は軽くすませたかったのですが、わざわざそんな風に手間をかけてくださったことがありがたく、朝食分と昼食分、さらに残りを夕食分にたっぷりいただいてしまいました。
 
夫に聞くと、昔夫が家族で遊びに行ったときも、義母が同じように料理を作って持って行っていたのだそうです。出身地のグレシックの習慣なのだそうです。但し、Google先生の裏付けが取れなかったので、裏付け調査を追々行います。
 
今回の断食明けの親戚訪問は、心身ともに本当に辛くて(親戚の名誉のために書きますが、習慣の違いにドン引きすることはあるけど、彼らにつらく当たられることは全くありません。)、嫁を引退したいと半ば本気で思っていたりもするのですが、叔母とそのご家族のご厚意で、ちょっとだけ嫁頑張るかな、という気持ちになっています。
 
夫はそうではないですが、少なくとも私はインドネシア料理ばかりだと心身ともに辛いので、料理をもう少し頑張らねばな、と言う動機付けにもなった、叔母とグレシック風お弁当でした。